こんにちはANNAです!
私は現在、8か月と2歳0か月の年子を育てています。
今回は、私が年子育児を選んだ理由や年子育児のメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。
それではどうぞ!
年子きょうだいとは
「年子」とは、上の子と下の子の年齢差が1つ違いの場合を指します。
上の子が1歳11か月になるまでに下の子を出産すると年子きょうだいとなりますが、生まれ月によっては「同学年」となったり、「2学年差」となるパターンもあります。
年子育児を選んだ3つの理由
【理由①】2学年差にしたいから
3学年差の場合、入学や卒業、受験等が重なり大きな出費が一度に発生してしまいます。
そのため、大きな出費やイベントが重ならない2学年差が良いなと考えるようになりました。
私の場合、上の子が早生まれ(3月)だったので、2学年差を目指そうとすると、
上の子が3か月頃~1歳2か月の間に身ごもる必要があります。考える余地なく、年子決定です。
仮に4月生まれの場合
上の子が1歳2か月~2歳2か月になるまでの間に妊娠すれば2学年差になるため、
上の子のできることが増えている中で下の子を出産、育児ができますね。
私の場合、上の子が1歳前半という、赤ちゃん状態の時に妊娠期を過ごす必要がありました。
それでも、希望の2学年差が叶って良かった!と感じています。
【理由②】大変な時期をまとめて終わらせたいから
「〇〇のせいで自分のしたいことができなかった」と言い訳をしないために
私は、人生観として「子育ても仕事も老後も自分主体で全部楽しむ!」という少々欲張りな考え方を持っています。これは、自分のために子供やパートナー、親、職場の人を犠牲にするという意味ではありません。
「〇〇のせいで自分のしたいことができなかった」と言い訳をせずに自分のやりたいことは自分で叶えていくという考え方です。
私は子供が大好きですが、育児の大変さは子供好きだからといって0になるものではないと考えています。
どうせ大変になるんだったら一気にかかってこい!!という体育会系な勢いのもと、
若いときに年子で出産や育児をまとめてこなすことによって、よりまとまったキャリア形成をすることができたり、子供の手が離れた後の「第二の人生」を若いうちから始めることができたりします。
年子にすれば自分のやりたいことがすべて叶う!というわけではないですが、
自分の人生観に沿った一つの方法だと考えています。
年を離しても育児の大変さはなくならない
兄弟の年齢差を離したとしても、「子育てが楽になる保証」はありません。
上の子が大きくなると自分でできることは増えますが、下の子誕生に伴って上の子の情緒も不安定になります。
急に現れた下の子に「ママ・パパの愛情を受ける特等席」が奪われる危機かもしれない!って思ったら赤ちゃん返りをしたくなるのも納得ですよね。
上の子が抱える心理面(下の子誕生に対する危機感や友人関係)や学業面については下の子が生まれる前よりも一層気にかけてフォローする必要があります。
年齢差があるほど上の子の理解力や自立性は向上する一方で、自身の妊孕力(妊娠しやすさ)や体力、健康でいられる期間は減少していきます。親の介護が重なるケースも出てきます。
【理由③】夫婦生活が苦痛になったから
3つ目の理由は、「夫婦生活が苦痛になったから」です。
※これは私個人の夫婦関係や感覚によるものなので、読者様それぞれの立場や状況、考え方を批判する意図は全くないことをご理解ください。また、気が進まない方は読み飛ばすことをおすすめします。
「年子と夫婦生活、何の関係があるの?」と思われた方がいるかもしれませんが、
これは「二人目妊娠の壁」の一つだと考えています。
「産後の恨みは一生」って言葉、よく聞きますよね。
私も例外なく、これに当てはまります。
私の恨みポイントはこんな感じです。↓
・妊娠中やワンオペ時、リスクと常に背中合わせで身動きが十分に取れない中、ひとりで一生懸命やったことに対する心無い言葉
・妊娠中や産後、お願いしたことに対して2つ返事で動いてくれないもどかしさ
・面倒なことには無関心
・気分によって小言を言ったり寛容になったりする
産後の不安定なホルモン状態も後押しし、このような態度に怒りと悲しみが爆発しまくりでした。
しかし、夫は家事や育児をやってくれないわけではありません。
子供が大好きで仕事も頑張ってくれています。お金に関しても私に委ねてくれています。
たくさん良いところもあるし、育児も少しずつですが慣れようと努力をしてくれている。
上記のような態度も故意的ではないのです。それに、私だって完璧な人間じゃない。
わかってはいるのですが、大変な時ほど許せないのです。
温かい言葉も行動も、彼の気分次第で嘘のようになると思うと、素直に受け取れなくなってしまいました。
夫は妊娠発覚から産後1か月経つ頃まで要求せず見守ってくれていましたが、
いざ夫婦生活を再開しようとしても、私自身1人目妊娠前のような愛情や熱量は抱くことができず、
身体的な痛みや苦痛の方が勝る状態でした。
母性が強く、赤ちゃんのことが気になって仕方なかったのも要因の一つですが、
妊娠中や産後の恨みが蓄積したことによる影響が多いと感じています。
「夫婦生活は愛のコミュニケーション・安らぎの時間だ」という認識から、
「夫の要求に応える苦痛な時間」という認識になってしまいました。
夫が無理強いすることはありませんでしたが、このままだと本当に夫婦生活を受け入れられなくなって、子供を妊娠できなくなってしまう!と
危機感を覚えました。
どうしても、もう一人子供が欲しかったので、夫婦生活を受け入れられるうちに身ごもらなければ・・・!
と早い段階から年子妊活に踏み出しました。
夫も年子には大賛成(深く考えていない)だったので、実際に授かることができて良かったと感じています。
二人目の子供が欲しい、と夫婦共々心から願う上での選択ですので、私の心の中はとても身勝手ではありますが、結果的にはこのような選択をして良かったと思います。
夫婦にはその夫婦にしかわからないことがたくさんあります。
比較するというよりも、年子を選んだ理由の一つとして、「こういう人もいるんだな」と聞き流してもらえたらと思います!
年子育児のメリット3つ
前項で少しセンチメンタルな気持ちになりましたが、
気を取り直し、年子育児のメリットについて3つ解説します!
その①:大変な時期が短期間で終わる
一般的に、0~3歳までの期間が最も手がかかるため大変な時期であるといわれています。
この大変な時期を一気に乗り越えることで、キャリアや余暇、老後健康に過ごす期間などを増やすことができます。
その②:きょうだいが一緒に遊べる
現在8か月と2歳0ヶ月ですが、すでに仲良く遊ぶ様子があります。おもちゃは口に入らない大きさのものが多く、一緒に遊ばせていて安心感があります。
同じようなおもちゃや遊具に興味を持つため、きょうだいが一緒に楽しめることが年子育児のメリットです。
上の子が独り占めをしたり下の子のおもちゃを奪ったりすることもありましたが、はんぶんこや交換、順番、お店屋さんごっこ、一緒に遊ぶと楽しいということをその都度伝えるうちに、上の子が上手に適応するようになりました。
下の子が主張できるようになるとさらに喧嘩が多くなるかもしれませんが、対人関係のトレーニングだと思えば、良い機会になること間違いなしです!
その③:上の子で使用した育児グッズを下の子にそのまま使える
上の子の育児用品をクローゼットにしまうことなく使用できるので、とても楽です。
洋服や靴などはほぼサイズが同じなので、きょうだい間で共有することができます。
部屋の安全対策や家具の配置もまとまった期間同じ仕様となるので手間がありません。
年子育児のデメリット2つ
続いて、年子育児のデメリットについて2つ解説します。
その①:妊娠中の休養が取りにくい
上の子に手がかかるため、妊娠中の休養が取りにくくなります。
私の場合、上の子が8か月~1歳5か月の間妊婦生活をしていました。つわりで気持ち悪くても、お腹が張っていても上の子のお世話をする必要があります。
離乳食や夜泣き対応、お風呂、妊娠後期に抱っこで階段を上がることも多々ありました。
また、妊婦の状態で職場復帰したため、職場の人に迷惑をかけないよう人一倍気を配って仕事をこなすよう努力しました。
年子でなければもう少しゆっくりと休養がとれたのかな、と思いつつ、妊娠期間の約9か月間仕事の激務をこなすより、育休中の約5か月間上の子とのゆったりとした時間を楽しむことができて、案外休養がとれていたのかもしれないと思ったりします。
パパや親戚、託児所にサポートしてもらったり、上の子と遊ぶときに横になって相手をしたりすることで妊娠中に少しでも休養を取るようにしていました。
頑張りすぎないことと、周囲のサポートをうまく活用することが重要です。
その②:育児負担が大きくなる
「人が人を作り出し、産んで、ある程度の生活レベルまで自立させる」
これって文字では表せないほど大変なことだと思います。
身体的にも精神的にも大きな負担がかかります。
すべてを完璧にやろうとすると、理想と現実のギャップが大きすぎてしんどくなります。
完璧でなくても愛情をもって接することや最低限の衣食住を確保することはできます。
前項同様、頑張りすぎず周囲のサポートを活用しながら育児負担を軽減していきましょう。
年子育児の乗り越え方
筆者が実際にやっている年子育児を乗り越える方法をご紹介します。
参考になるものはありましたか?
全然完璧ではないし、うまくいかないこともありますが
愛情は最大限に注いでおります。
まとめ
今回は、私が年子育児を選んだ理由と年子育児のメリット・デメリットについて解説しました。
年子育児の大変さは工夫次第で軽減できます。
周囲のサポートや育児グッズをうまく活用していきましょう!
今回の記事が皆さんの参考になれば幸いです。
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